トップは担ぐだけ??
みなさんはバックスイングをする、クラブを上げる、といったことにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
身体を捻る、クラブを後ろに引く、頭を動かさない、フェースをボールに向けたまま...等々、人によってイメージやそれを表現する言葉は違うと思います。
前回の記事「矢状面という言葉をご存知ですか?」の中でも言及したように、極論を言えばゴルフスイングはボールを叩くためにクラブを上げて下ろすだけになります。
日本人が伝統的な方法で畑を耕す時にはクワを使うかと思いますが、そのクワの使い方を思い出してください。体全体を使ってクワを上げて下ろすだけですよね?ゴルフクラブはそれだけでボールがしっかり上がって飛ぶような設計になっているのです。
もちろんゴルフスイングではゴルフクラブをクワのように正面に上げるわけではないので同じ動きをするわけではないのですが、根本的な原理は実は変わらないのです!
もっとゴルフに近い動きといえば木こりですね
想像してみてください。クワを振り下ろす時、斧を打ち付ける時、腕をピンピンに伸ばして捻るようにするでしょうか。
腕を伸ばして捻るように振りかぶって、畑を耕す時、大木に切り目を入れる時、毎回同じ位置に当てることができるでしょうか。
トップは担ぐだけで大丈夫なのです。
それに付随する形で身体の捻転が起きて、それがインパクトのパワーに繋がって行くようになります。
あなたもゴルフスイングという概念にとらわれずに、「球を打つ」ということを今一度考えるようにすると新しいゴルフに繋がっていくかもしれません。
0コメント